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階段工事

階段工事

階段工事

階段工事とは

階段工事

階段とは高さの違う床面をつなぐための段状の通路を言います。私たちの周りには数多くの階段を見ることができます。
家には道路から敷地に入るところや2階へ昇るところに、また一歩外に出れば、歩道橋には昇り降りする階段が、学校、劇場、グランドなど。
そして山に登れば坂道や、お寺など、階段は我々の生活にはなくてはならない重要なものです。
階段工事とはこのような階段を作ることを言います。

階段とはどんなものか

各部の名称

踏面
足が乗るところです。
けあげ
踏面間の上下の差(段差)を言います。
蹴込み
踏面の奥にあるところで、これがない階段もあります。

踏面の側部もしくは中間部にあって踏面や蹴込みを取付けるところです。人などの全体重量を支える強度材です。
踊り場
段数が多いときや途中で向きを変えるところです。
手摺
階段昇降中の転落防止や補助用に使用するものです。

形状

直階段
方向を変えることなく、真っ直ぐ昇り降りする階段です。
かね折れ階段
階段の途中で直角に折れるL字型の階段です。
折り返し階段
階段の途中で反転するU字型をした階段です。反転するところに踊り場があります。
カーブ階段
円弧状に昇り降りする階段です。
らせん階段
中心にある円柱を中心にらせん状に昇り降りする階段です。

材料

古くは丸太や自然石が使われ、今では木材、鉄鋼材、コンクリート材が使われています。それぞれの用途や好みに応じて使い分けされます。

設計上の規制

階段では転げ落ちる危険性があり、それを防ぐために法規制がされています。
例えば建築物では建築基準法で、道路の歩道橋は道路法で、また河川の堤防ののり面は河川法で、などです。

建築基準法では、一般住宅、小学校、中学校以上・劇場・映画館・公会堂など、屋外用等々と細かく区分し、それぞれについてけあげ寸法、踏面寸法、階段と踊り場の幅寸法、踊り場の位置などについて規制しています。

例えば一般住宅については、それぞれを20cm以下、24cm以下、120cm以上、高さ4m以内ごと、としています。

階段工事に必要な技術

階段工事に必要な技術

材料によって必要な技術は異なり、また同材料でも構造などによっても異なりますが、概略は以下の通りです。

<木材>
厚板の場合
厚板の加工・取付けに大工の技術(以下“の技術”を”工“とします) を必要とします。
丸太の場合
土を掘る掘削工、丸太を切る切断工、場所を決め正しく設置する調整工、ほか丸太設置後土砂や砕石の運搬・均し・付き固め工などが必要です。

<自然石>
土の掘削工、石の適切な選択・位置決め、ウインチなどによる設置・調整する石積工などが必要です。

<鉄鋼>
階段下部の基礎作りをする掘削などの土工、型枠・配筋などのコンクリート工、そして工場などで作られ運搬されてきた階段や支柱のクレーンなどによる荷卸し工、据え付け・組立て工、時には作業用の足場工などが必要です。

<コンクリート>
現場打ちコンクリート
斜面を階段状にする掘削工、型枠工、配筋工、現場でのコンクリート作り工もしくはコンクリートミキサー車からの流し込み工などが必要です。
プレキャストコンクリート
板状や階段状の製品を現地に正しく設置・据え付け工などが必要です。
ブロックコンクリート
土の掘削工の他、家の塀などに見られるブロックを正しく設置・据え付け工、そしてモルタル工などが必要です。

階段工事の手順

階段工事の手順

階段の設置場所・構造・材料などによりその工法は異なりますが、ここでは坂などののり面部に現場打ちコンクリートで階段を作る場合について紹介します。

掘削工事

階段に合わせた勾配で、所定箇所の土をシャベル等で掘削し、締固めをします。

砕石の設置

掘削工事をした土の上に砕石を入れ、締固めます。

階段支持用基礎工事

外部(例えば道路)と同じ高さで階段を支持する基礎を作ります。それには土の掘削、栗石、コンクリートブロックの設置もしくは現場打ちコンクリート打ちをします。

基礎コンクリート工事

締固めした上部に基礎コンクリート層を作ります。
鉄筋を縦横に配置し、交差部の要所を細い鉄線で結束します。そこに現場で作ったもしくはコンクリートミキサー車で運ばれてきたコンクリートを打ちます

型枠工事

階段の形状に合わせた段状の型枠とその両側に型枠を設置します。

階段コンクリート工事

型枠内にコンクリートを流し込み、階段状にします。

表面モルタル工事

階段コンクリートの全面をモルタルで綺麗にします

手摺取付け工事

他所で作った手摺を階段の端部にアンカーボルトなどで取付けます。

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