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鉄骨工事
鉄骨工事とは
鉄骨工事とはH鋼やL字鋼など、製鉄工場で造られた鉄製の部材を建築現場に搬入し、その建材を柱や梁として建築物の骨格を組み上げる工事です。
基本的に建築物の躯体構造としては、RC造と呼ばれる鉄筋コンクリートや木造が多く見られますが、高層ビルや大規模な施設、工場ではS造(鉄骨造)やSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)による建築が主に採用されています。
ちなみに鉄筋コンクリートは、大量の鉄筋を芯にしてコンクリートで柱や壁で骨格造りをしますが、鉄骨工事はコンクリートを使わずに、そのまま鉄骨をボルトや溶接で接合して頑丈な躯体の骨組みにします。
鉄骨造の場合は、躯体の強度や耐震性は鉄骨の太さや接合方法や躯体の構造自体で調整することができます。
躯体構造には大きく3種類あります。
・柱と梁と筋交いを利用したブレース構造
・筋交いを利用せずに、柱に梁を剛接合するラーメン構造
・鉄骨を三角形に組み合わせて強度を出すトラス構造
このうちラーメン構造とトラス構造は重量鉄骨といって、鉄骨材の厚さが6mm以上とされています。
なお、厚さが6mm未満ですと軽量鉄骨と呼ばれ、ブレース構造などで強度・耐震性を確保します。
鉄骨工事の工法について
鉄骨工事を施工する場合、その工法はいくつか種類があります。
○タワークレーンによる工法
高層ビルではもっぱらタワークレーンを使って、鉄骨を水平に積み上げていく方式が採用されています。
主に使われている工法はマストクライミング方式です。
こちらは、高層階の工事へ移行するにつれて、タワークレーンのマストを継ぎ足していく工法です。
そして工事修了後は、逆にマストを取り外すことで簡単に解体できるメリットがあります。
またフロアクライミング方式は超高層ビルでよく採用されています。
こちらは短いマストのクレーンを建築物の上に設置する形で、建物の階が出来上がるあわせてクレーンも上げていく工法です。
出来上がった階層はすぐに外壁・内装の工事に入れるメリットがあります。
○建て逃げ方式
比較的に低い建物に使う工法で、移動式のクレーンを使って敷地の奥から骨組みを立ち上げていき、だんだんと手前へ移動する工法です。
○水平積み上げ方式
こちらは下階層から順番に一階づつ組み立てていく工法です。
なお、建て逃げや水平積み上げでは、アームが伸縮するクレーンが利用されます。
鉄骨の接合工事は、安全装置を取り付けたトビの作業員によって行われます。
クレーンでつられた鉄骨を高力ボルトで締めてから、しっかりと溶接で固定させる作業です。
鉄骨工事の後に外壁工事が行われます。

工事発注から施工までの流れ
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