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蒸溜所工事
蒸溜所工事とは
ウイスキーやジン、ウオトカなど蒸留して作られるお酒は、日本酒を造る蔵とは異なる設備が必要です。
いわゆる、アルコールを蒸留する特殊な設備を備えた蒸留所で造られるワケです。
国内では焼酎の蒸留所が各地で設置されています。
地酒クラスの蒸留所にはいまだに木造建築のところもありますが、最近は鉄筋コンクリートや鉄骨のしっかりした建築物が立てられるのが一般的です。
例えば山崎蒸溜所では、2006年に4基のポットスチル(蒸留釜)を増設する改築工事が行われました。
ポットスチルは高さが10メートル近くになりますし、発酵槽・ウォッシュバックも巨大なものですと高さ10メートルを超えています。
そのために、蒸留所の天井は非常に高いモノとなります。
また貯蔵庫も何段にもラックを設置しますので、蒸留所自体はかなり天井の高い大きな建物になっています。
外観はまるで、規模の大きな機械工場のような大空間の蔵が建設されます。
なお、直射日光の差し込みはお酒の質を劣化させてしまうため、窓や出入り口の設計も特殊なものとなります。
とくに貯蔵庫に関しては、全く自然光が入らない設計が施されるのが基本です。
また、蔵の中の空気の衛生管理も非常に重要で、外部から雑菌が侵入するのを防ぐ設備が必要です。
そこで、出入り口にはエアカーテンを設置したり、殺菌システムを配置したりするところもあります。
しかも、気がスムーズになされるポテンシャルの高い空調設備も施されなければなりません。
もちろん温度管理は徹底しなければなりませんので、蔵内の保温機能にはかなり神経を使う部分です。
発酵槽を設置する場所は徹底した空気の管理・温度の管理が配慮されるエリアで、建物の構造についても一般の建築物とは全く違う設計がなされます。
このように、蒸留所の設備は特別なシステムがいくつも導入されています。
現代ではコンピュータシステムを含む機械の設置もあって、より専門性が問われる工事だと言えるでしょう。
そういった意味でも、蒸留所工事はプラント工事のカテゴリーに含まれます。
一般の建築会社が受注するということは基本的にありません。
設計・デザインの段階から建築工事まで、専門知識とノウハウ・技術を持った建設業者が担当することとなります。
また、既存の蒸留所の改築工事や増築工事、定期的なメンテナンス工事も同様です。
つまり蒸留所工事では、確かな実績と経験を持った業者が選ばれているということです。

工事発注から施工までの流れ
鹿児島県内一円での工事対応可能。まずはお気軽にお問合せ下さい。
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