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ダクト工事
マンションやオフィスビル、商業施設や工場と、どんな建物にも空気調整のシステムを備える必要があります。
この空調システムの重要な部分に空気用ダクトがあり、ダクト工事によって建物内全体に配備されています。
ダクトが配置される場所としては、主に天井裏と壁の内部があります。
基本的には視覚に入らないスペースに設置されますが、地下室や駐車場などではむき出しで配管されることもあります。
そのような場合でも、腐食やサビを回避するための加工が施されています。
なお、ダクトは屋内に設置された排気口から建物外部へ通ずるように配管されています。

このダクトの役割は大きく3種類あります。
建物全体の空気環境を快適化するために『空調ダクト』が取り付けられます。
ホテルや商業施設には中央空調設備が整えられていて、そこでエアフィルターや冷房・暖房機器で温度を調整された空気、快適な状態に加工された空気がダクトを通じて各エリアに分配します。
そして、呼吸や燃焼によって二酸化炭素などの含有量が多くなってしまった空気をエリア外へ効率よく排出する『換気ダクト』が空調ダクトと連携して、建物内の空気環境を最適化しています。
つまり空気の入れ替えのためのダクトです。
また、火災や薬品事故などで発生する有毒ガスを素早く排気する『排煙ダクト』もあります。
ファンを使って一気に屋内吸気を吸い出すために、高速ダクトとも呼ばれています。
なお、排煙ダクトは消防法によって、定期点検と当局への報告が義務化されている点で要注意のダクトです。
ダクト材にもいろいろな種類があります。
建物内で何十年も働くわけですから、耐久性が高くサビ難いステンレス製のダクトは安心な素材です。
ただしコストが掛かりますので、それよりは安価な亜鉛メッキ鋼板や鋼板の素材も利用されます。
ガルバニウム鋼板やアルミニウム合金、塩ビコーティング鋼板、グラスウールを採用する施設もあります。
厚みや加工法によって耐性などが違ってきますので、設置場所によって使い分けるのが一般的です。
また、形状も丸ダクトと角ダクトがあって、特に規格がありません。
通風量が十分であれば問題ナシということです。
ただし、塩害や腐食やサビに強い素材や、それらを予防する塗装・カバーをするようには推奨されています。
このようにダクト工事は、建物内を安全・安心な環境に維持するための重要なポイントです。
新築時に充分な検査がなされている部分ではありますが、経年劣化などの損傷を確認するために定期的にしっかりとチェックする必要があります。
また、損傷などが確認された場合は、速やかに改善修理していくことも重要です。

工事発注から施工までの流れ
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