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弊社では、鹿児島で只今モウソウ竹の伐採を承っております。
モウソウ竹は、元来真竹(マダケ)とは対照的な外来種ですが、今日では竹の中でも日本最大種といわれています。
また、大きなモウソウ竹になると稈(かん)の径が25cmに達するような太さにもなり、その高さについても25mにもなる場合もあります。
モウソウ竹は、元分元年(1736年)に薩摩藩主が、琉球から取り寄せたモウソウ竹を鹿児島の磯庭園に植えたのが最初とされており、それ以来今日に至るまで観賞用の竹の代表とされています。
もちろん、若い芽はタケノコとしても食用されており、日本にはモウソウ竹の竹林を背にした家が多くあります。
それは、タケノコをはじめとして竹という植物が、食用や生活用木材として日常生活に有用であったということを証明していることに他なりません。
ちなみに、モウソウ竹と名づけられた発端は、中国の故事の中に登場する孟宗(もうそう)という孝行息子が、母親のためにタケノコを採ってきたことに由来しているようです。
ところで今日では、そうしたモウソウ竹が竹やぶと化して周囲に悪影響を与えるまでに至っているというのです。
とくに、竹という植物は、他の樹木に比べると旺盛な繁殖力を持っており、タケノコとして誕生してから、わずか数ヶ月の間に成竹となってしまい周囲に増え広がってしまいます。
その理由としては、成長能力が強いというだけでなく、地下茎が浅いながらも横に這うようにして繁殖するという性質があるからです。
また、かつては日本人にとって需要の高かった竹も、日本の建築様式が時代と共に変わってしまい、漆喰壁に多く利用されてきた木材としての需要が激減してしまいました。
さらに、食用としてタケノコの需要についても、今日では安価な輸入タケノコに市場を奪われるような形になってしまっているのが現状です。
そうしたことから、今まで管理されていた竹林も次第に放置竹やぶと化してしまってきているのです。
モウソウ竹の場合、真竹とは違い手ごわいので、手ノコによる伐採が到底無理な場合にはチェーンソーで伐採も行うようになります。
そこで、弊社ではモウソウ竹の伐採のご依頼を承っております。
また、伐採のご相談・お見積もりなど何なりと承っておりますので、鹿児島の皆様からのご連絡をお待ち申し上げております。