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工事で笑った話

下請会社がやらかした施工ミス

下請会社がやらかした施工ミス

バブル期に自社が行う宅地開発工事で下請として入っている業者が重力式擁壁の施工を行ったのですが、素人でも分るようなミスの連発で情けなくなってきました。

この業者に任せていたのは、掘削床付け作業から基礎及び躯体工事とその写真管理までです。

設計書では、基礎部は栗石基礎で躯体をコンクリートで行うようになっていて、水抜きパイプは3平方メートルに1箇所以上となっています。

通常型枠は、専門の業者にお願いするのですが、下請け会社自身で行うとの事でしたので任せていました。

丁張りを掛けて施工位置を確定した上で、床掘り作業に入りましたので、最初の事ですから気になりましたので見に行くと、基礎面に土砂を入れていましたので、掘り過ぎた箇所は、基礎材で埋め戻すように指示をしたのです。

そして、基礎栗石が敷き均された様でしたから見に行くと、型枠材を取込んでいる最中でした。

基礎を見ると目潰し材が入っていませんでしたので指示をしたのです。

下請けの監督を呼んで話をしました。「基礎上に均しコンクリートもなしに躯体を立上げるのですか」に対し「設計図通りに施工します」との返答です。

コンクリート打設時に見に行くと、傾斜している背面の裾をパックホウで抑えていました。

「笑ってしまいました」こんな施工方法で今後まともなものができるはずがないと思い、擁壁工事を止めたのです。

以後は自社の作業員として働くようにさせました。

工事現場での朝礼と笑えないミス

工事現場では、朝礼とラジオ体操から1日が始まります

これは、朝一番に体を動かすことにより、作業の始まりを認識し、身心共に柔軟となるようにするものです。

そして、1日の作業内容の説明とそこに潜む危険性を事前に説明し無事故無災害の意識を向上させる目的で行います。

朝礼の際、中にはラジオ体操第一ができない作業員もいますから、隣の作業員を見習って同じ様に体を動かしてくださいと言うのですが、全くテンポが合わなくまともに体操ができないのです。

そんな作業員が3人並んで体操を始めたのですが、今度は体操の分らない作業員を見ながら体操をするもんですから、全く体操になりませんでした。

他の作業員も笑ってしまって体操にならなかったことを今でも覚えています。

工事現場が製鉄所内でしたので、溶けた鉄を運ぶ列車が動いていました。

ダンプカーが線路を横断するため、ガードマンを配置したのですが、製鉄所の事務所から電話が入り、大変立腹した様子でしたので聞いてみると、列車を止めてダンプカーを通したようです。

何処の世界に電車を止めて車を走らせるところがあるのでしょう。

笑いたいが笑えません。

測量を間違えた!ではすまないミクロの建築業

測量を間違えた!ではすまないミクロの建築業

工事の際に、バックホウやブルドーザーといった巨大な重機を使用するのは、一つの醍醐味と言えるでしょう。

ですから、工事の規模が大きなものになる程、オペレーターの技量によって品質が左右されると思われがちです。

しかし、現実には施工前の測量が最も重要で、それによって工事の品質が左右されるのです。

測量ではミリ単位まで実測し、それを図面化・データ化します。しかし、現実には重機は大きな力で、非常に広い範囲を施工する事になりますので、ミリ単位の施工は不可能なのですよ。

つまり、工事現場で本当に大切なのは手作業で、ミクロの力もまた大切ともいえるのですね。

日本の建設業者の施工レベルは、ミクロ・マクロ共に素晴らしく、まさに世界一と言えるでしょう。

ある国では測量をおろそかにして、完成後ビルが傾いてしまった、という事例もあるそうです。

施工完了!

大規模な工事でも細かい作業は必要です。日本の工事現場では、巨大な重機を使用するものでも、手作業を大切にしてきめの細かい施工管理を行います

ミリ単位の管理基準が設けられ、目的の構造物を完成させるまでに、幾度もの中間検査を受検する事もあるのですよ。

しかし、工事をしている当事者は真剣そのものですが、一般の方からは滑稽に見える事もあるようですね。

例を挙げますと、管工事では1ミリ単位で、高さ・勾配の管理を行います。

少しでも基準に合わなければ、微妙な調整を繰り返し、目当ての高さになるよう時間と手間をかけるのです。

そしてようやく施工完了! 

しかし、管工事の最後には埋戻しがあるのです。

当然土圧がありますから、数ミリはずれてしまいます。

施工者もこの事は分かっているのですが、ここが緻密な作業をする日本人の性なのでしょうね。

暇な人を馬鹿に出来ないのが建設業

暇な人を馬鹿に出来ないのが建設業

忙しい日々を過ごしていますと、だらだらとした人を見るとイラっとしますよね。

工事現場には色んな人が混在をしていますので、その動きもさまざまです。

率先して仕事に従事する人は、どのような職場でも重宝しますが、建設業に関してはそれが当てはまらない場合もあります。

建設現場で、ほとんど作業をしていないように見える人がいても、馬鹿にしてはいけません。

なぜなら、そうした人の中にも大変な技術を持っていて、その人無しでは作業が完了しない事もあるからです。

左官や溶接といった専門技術を必要とする職種では、最後の仕上げといった、最も大切な作業だけを受け持つ人もいます。

建設現場では、最後を美しく締めるための人も存在するのです。